6月1日の国際児童節(こどもの日)を控え、国家質量監督検験検疫総局(品質管理部門)は天津、遼寧など14地方の出入境検験検疫機構を組織し、輸入子供用品のうち、食器・容器類、ベッド用品、文房具類、乳幼児・子供用布靴の4大製品・計343製品に対してサンプル検査を行った。これらの製品は主に韓国、ドイツ、英国、日本、インドネシア、イタリアなど22カ国および台湾、香港の2地域から輸入されたもので、ほとんどが有名ブランドのもの。
同局が30日に発表した検査結果によると、4大製品の平均合格率は85.1%だった。うち、ベッド用品の合格率はわずか39.3%。これにより、中国の輸入子供用品には多くの不合格品が存在していることが明らかになった。同局の責任者は、今回見つかった問題について関連部門に通達を行うとともに、輸入先国の政府部門にも通達を出すとしている。「法制日報」が伝えた。
「人民網日本語版」2007年5月31日