市場調査会社ACニールセンがこのほど発表した「世界消費者信頼感指数」によると、世界の平均消費者信頼感指数が低下している中で、香港を含む12カ国・地域では上昇を続けていることがわかった。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
同調査は今年4月~5月にインターネット上のアンケート方式で行われ、世界47カ国・地域の消費者2万6千人が対象。
調査結果によると、香港の同指数は118で、前回の調査を上回り、経済が急速に発展しているベトナムと並んで世界5位となった。1位はインドだった。
このほか香港では、自分が使う金が足りないとした回答者の数が減少している。余った金の使い道では、多くが貯金を選ぶ傾向にあり、約6割を占めたほか、株投資がそれに続き、5.8割を占めた。
香港の今後1年間の就職見通し、個人財政状況に対する信頼感も世界5位となり、多くが楽観的で、消費のチャンスと考えていることがわかった。
「人民網日本語版」2007年6月8日