国家統計局が12日発表した統計によると、5月の消費者物価指数(CPI)は昨年同期比3.4%増となった。
統計によると、消費者物価指数の重要な部分である食品の価格上昇率は著しく、8.3%に達し、消費者物価指数の上昇の要因となり、食品以外の価格は1%しか上昇していないものとなった。
中国住民の消費者物価指数はすでに、3カ月連続して3%以上の上昇率を保っている。中国人民銀行の周小川総裁はこれに先立って、「最近の物価の変動には、国際市場と国内市場の要因もある。通貨政策の目的は貨幣価値の安定性を保つことである。貨幣価値の安定性に影響する要素が存在すれば、中央銀行は通貨政策の調整を通じて対応する」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より2007年6月12日