中国の建築企業は、1987年に行われた「魯布革(ルブガ)水力発電所」プロジェクト以来20年間、同プロジェクトの管理経験を生かし、全面的に「プロジェクト法施工」を推進、プロジェクト管理者責任制度をプロジェクト管理の基本制度としてきた。2006年、建築業の生産額は4兆元を突破した。このほど開かれた全国建築企業「魯布革プロジェクト管理経験実施20周年改革・発展フォーラム」で明らかになった。
魯布革水力発電所は、初めて世界銀行からの借款を利用して国際入札募集を行い、国際的に通用する建築プロジェクト管理モデルを実施、中国のその後のプロジェクト管理制度と法人責任制度、管理者責任制度などのモデルとなった。以来20年間、初めての「プロジェクト法施工」から建設部による国家基準「建設工事プロジェクト管理規範」の発表にいたるまで、プロジェクト管理理論は日に日に成熟してきた。
第10次五カ年計画期間中、建築業の生産額の年平均成長率は22.5%に達し、企業全体の競争力も世界先進レベルに近づいた。米フォーチュン誌の2006年度「世界企業上位500社」には、中国鉄路工程総公司、中国鉄道建築総公司、中国建築工程総公司が初めてランクインし、ランクインした世界の建築企業10社のうち、3社を中国企業が占めた。(編集SN)
「人民網日本語版」2007年6月17日