内蒙古自治区や四川省など6つのモデル省・自治区で先月31日、新型の農村向け金融機関18機関が業務をスタートした。うち村鎮銀行が9行、融資会社が3社、農村資金互助社が6機関。18機関の預金額は5523万元、融資額は約1億3千万元に達し、うち農家への融資が5024万元に上る。運営状況は全体として良好だ。モデル省・区では競争や協力が行われる農村金融市場が形成されつつある。
中国銀行業監督管理委員会(銀監会)の唐双寧副主席によると、銀監会は今後作業計画に基づき、モデル地域を段階的に拡大すると同時に、モデル作業を着実かつ妥当に推進し、監督管理に精力を注ぎ、金融リスクを適切に予防する。また新型の農村金融機関を、「三農(農民、農村、農業)」向けサービスを提供し、新しい農村建設を積極的に支援する農村の地域密着型金融機関にする方針だ。
「人民網日本語版」2007年6月19日