香港特別行政区政府が21日に発表した労働人口統計最新データによると、今年3~5月の失業率(季節的要因を調整した実質数字)は2~4月期と同じ4.3%と、香港の失業率は引き続き過去9年来の最低レベルを維持した。同時期の不完全雇用率は、前回の2.1%から2.2%へやや上昇した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
同時期の失業率(季節調整なし)が2~4月期から下落した主な原因は、通信業、清掃サービス業、金融業によるものとみられる。内装業、メンテナンス業、小売業、飲食業の失業率がかなり上昇した。同時期の不完全雇用率が上昇したのは、建設業、娯楽・健康サービス業が主な原因だった。
同時期の総就業人口は、2~4月の346万2千人から347万6千人に増加した。同時期の労働力人口も361万8300人から363万1600人に増加、最高記録を更新した。
「人民網日本語版」2007年6月22日