中国では、いま河川航路の開設と港の建設が急ピッチで行われ、2010年までに、河川での運送能力はいまよりおよそ40%増え、2020年までには、その倍増となり、また主な港の分布を合理化させることにしている
中国の翁孟勇交通部副部長は26日北京で、「これからは水上輸送が多い長江と珠江などで、ハイレベルの航路を開設し、その全長をおよそ1万9千キロにまで伸ばす。また、重慶、宜昌、武漢などの28の港を重点的に整備する」と述べた。
河川の水運は、輸送能力が高く、消耗が少なく、汚染が少ないという利点があることから、中国政府は、その発展に力を入れている。
なお、いま長江は、世界でも貨物の輸送量が最も多い河川となっている。
「中国国際放送局 日本語部」より2007年6月26日