中国軍事医学科学院と英国のバイオ製薬企業がこのほど、協力合意書に調印した。英企業は痴呆症に有効な漢方薬「NJS」の特許使用権を獲得し、米国、英国、ドイツなどの市場開拓を担当する。漢方薬が特許使用権譲渡の方式で国際市場に進出するのは初めてで、NJSも国外企業に特許が認定された初めての漢方薬となる。
軍事医学科学院の放射・輻射医学研究所の馬百平研究院をリーダーとする研究チームは、10年以上をかけてNJSの新薬臨床研究を完成させた。同研究はこれまでに、中国、米国、韓国で特許権を取得している。
「人民網日本語版」2007年6月27日