国家質量監督検験検疫総局(品質検査部門)と国家標準化管理委員会によると、中国はこれまでに、食品基準の整理を終えた。食用農産品・加工食品に関する国家基準1817項目のうち208項目を廃止、業界基準2588項目のうち323項目を廃止、また地方の基準6949項目と食品企業の基準14万項目以上を整理した。
国家標準化管理委員会の劉平均主任によると、中国は(1)食品安全基準の中長期発展計画を基本的に制定した。(2)食品添加物など62の標準化技術委員会を設置し、食品安全基準に関する部門間の基本的な協力体制、緊急対応体制を敷き、体制整備における重要な問題を適宜に共同解決した。(3)「無公害農産品」について、生産環境、安全要求、食品中の有毒・有害物質含有量などの国家基準を公表した。
中国の食品安全に関する国家基準は昨年末の時点で1965項目あり、うち強制基準が634項目、推奨基準が1331項目。ほかに食品業界基準が2892項目ある。
「人民網日本語版」2007年7月3日