「広東3G(第3世代移動通信システム)産業発展連盟」が3日、正式に成立した。同連盟は3G産業の発展と、悪質な競争を防ぐことを目的とし、TCL、広東省信息協会、中興通訊、華為など、13の主要企業・機関によって結成された。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
現在、中国の3G仕様「TD-SCDMA」の商品化は日増しに足並みを早め、産業チェーンも成熟してきている。現在、北京、天津、上海、沈陽、秦皇島、厦門(アモイ)、保定、広州、深センなどの都市でTD―SCDMA試験網の構築が進んでおり、3G市場の潜在力は大きいといえる。
この機会を逃さないよう、広東3G産業発展連盟は、自由参加、平等、協力の原則のもとに成立し、産業チェーンの主要部を担う通信キャリア、関連製造業、マルチメディアサービス業などを網羅している。
「人民網日本語版」2007年7月4日