国内初の国産70万キロワット級水力発電ユニット「三峡電站26号ユニット」が8日、72時間の試運転を無事完了し、まもなく正式に稼働することが決まった。試運転の結果、ユニットは安定的に運行し、各部分の温度や流量は正常で、運行指標は設計目標を達成していることがわかった。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
同ユニットは三峡ダムの右岸発電所に設置される。国内メーカーの哈爾濱電機廠有限責任公司が自力で製造したもので、同公司が知的財産権を一部保有している。70万キロワット級の水力発電ユニットは、世界的にみても最大規模のものだ。
同ユニットは試運転終了後、補修点検を受け、その後に正式稼働となる。実現すれば、三峡ダムの16台目の発電ユニットとなり、同ダムは総発電量が1120万キロワットに達して、国内の水力発電所で発電量がトップになる。
「人民網日本語版」2007年7月9日