上海の港湾に関する「第11次5カ年計画」(2006~2010年)がこのほど公布された。定期船港の近代化を急ぎ、関連経済の発展を速め、港湾の総合的なサービス機能を高め、上海の国際サービス貿易の発展を促進することが提起された。
観光インフラに関しては、今年中に、市中心部と優良港を抱える北外灘を結合し、2~3隻分のフェリー停泊場所および待合室などのサービスインフラを持つ定期船港を形成する。さらに2010年をめどに、高級ホテル、ショッピングセンター、レストラン、レジャー施設などを一体化した「北外灘定期船城」を建設、3隻以上が同時に修理、補給、訓練、決算などを行える定期船港とする。
上海市は同5カ年計画中に、船舶代理、港湾での検査、観光レセプション、埠頭運営、水先案内、陸上での集散などの現代的サービス業をさらに発展させるとし、港湾の管理・サービスのレベルを引き上げることで、上海の観光、宿泊、外食、娯楽などのサービス業全体の発展を導く計画だ。
「人民網日本語版」2007年7月11日