米国人にとって「メードインチャイナ」のラベルは低価格の良品を意味するが、現在の中国製品への「品質バッシング」の中、用心深い米国人は中国製品と低品質とをイコールで結ぶようになった。しかし、米国が輸入する膨大な中国製品のほとんどが米国の品質基準に合格しており、問題ある製品は極めてわずかであることを事実が証明している。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
米国食品医薬品局(FDA)が提供したデータによると、今年6月末までの1年間に、FDAが不合格とした輸入食品は、インドが1763件、メキシコ1480件、中国1368件、ベトナム533件、日本508件、イタリア482件となっている。2006年、これら各国の対米食品輸出総額はメキシコが98億ドルに達したのを除いて軒並み中国より少なく、インドが12億ドル、ベトナム11億ドル、日本5億ドル、イタリア29億ドルに過ぎない。
たとえ一部の不合格製品が不正に税関を通過したとしても、上記のデータは対米輸出された中国食品の質は高く、問題ある食品はごく一部分に過ぎないことを十分に説明している。どの国にも悪い商売人はいる。米国も例外ではない。
「人民網日本語版」2007年7月17日