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中国企業、特許権裁判で米国企業に初勝訴

浙江省の中国通領科技集団(General Protecht Group)は19日、北京で記者会見を開き、米国の裁判所で米レビトン(Leviton)社と3年間にわたり争っていた特許権裁判に勝訴したと発表した。中国企業が知的財産権訴訟で米国企業に勝つのは初めてのことになる。

現地時間7月10日、米ニューメキシコ州の連邦地方裁判所は、通領科技が米国で販売しているGFCI製品(コンセントの漏電などを防止する安全装置)について、レビトンの米国特許第6246558番を侵害していないとの判決を下した。レビトンは現在、通領科技との和解を模索しているという。

この裁判は2004年4月、米国特許第6246558番を侵害しているとして、レビトンが複数の州地方裁判所などに通領科技の主要バイヤー4社を訴えたことに始まる。これに対して通領科技は介入を決め、現地に技術専門家を派遣し、同州の連邦地方裁判所に舞台を移すことを選んだ。

GFCI装置は米国では安全上の観点から取り付けが義務付けられており、市場規模は30億ドルに上る。電器大手のレビトンは、同製品の大部分の市場を占める。中国通領科技集団は独自開発によるGFCIを主とするシリーズ6製品を、すべて米国やカナダなどで販売している。

「人民網日本語版」2007年7月20日  

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