輸出入食品の問題がこのところ頻発していることを受けて、品質検査部門の国家質量監督検験検疫総局(質検総局)は今月から、「輸出入食品リスク予備警告」を公式ウェブサイトの目立つ位置に掲載し、専用コラムを開設して、中国の輸入・輸出食品のリスク事前警告状況を常時公開することを明らかにした。
専用コラムの開設から半月たった21日、輸入食品リスク予備警告はすでに24件、輸出食品は11件になっている。輸入警告の中でもっとも多いのは米国食品の6件で、4分の1を占めており、冷凍肉、ピスタチオ、健康食品などが含まれている。
さらに今年9月1日から、輸出入検査検疫機構の検査に合格したあらゆる輸出食品には、輸送梱包の際、必ず生産企業の名称、衛生登録記号、製品名、生産番号と生産日時を明記し、かつ検査検疫標識をつけなければならないことになった。これは問題が発生した場合、追跡調査が可能なようにするためであり、中国の輸出食品の安全を保証する新たな措置でもある。
「人民網日本語版」2007年7月23日