今年1~6月、全国の電力業界は省エネルギーや汚染物質排出削減で大きな成果を上げた。1~5月には、発電に際しての石炭消費量が1キロワット時当たり9グラム減少した。発電用石炭が前年同期比17.46%増加した一方、二酸化硫黄の排出量は同5.4%減少し、これが省エネ・汚染物質排出削減活動で大きな役割を果たした。国家電力監督管理委員会の尤権主席がこのほど行われた同委の2007年中間業務会議で明らかにした。
電力業界はなお小型発電ユニットの多さ、汚染物質排出管理のずさんさといった問題を抱えているため、現在、省エネ・汚染物質排出削減活動は厳しい情勢に直面しており、省エネ・汚染物質排出削減の任務は困難で道のりは険しい。尤主席は、省エネ・汚染物質排出削減活動は同委の上半期監督管理活動の重点であり、同委はさまざまな措置を取り、引き続き関連部門と協力して、大型ユニットを発展させ小型ユニットを淘汰し、小型火力発電所の閉鎖・停止作業を進め、法執行(エンフォースメント)を強化していくと強調した。
「人民網日本語版」2007年7月24日