欧州委員会のメグレナ・クネバ消費者保護担当委員が22日に訪中し、李長江・国家質量監督検験検疫総局長と消費財の安全協力などについて意見交換した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
23日の会談で双方は、06年1月調印の「中華人民共和国国家質量監督検験検疫総局と欧州委員会健康と消費者保護総司の管理協力協定に関する覚書」、およびこれに基づき設置された「中国・EU消費財食品安全共同事業委員会」を含む既存の協力を、さらに深めることで一致した。
李局長は「商品の安全強化は双方の共同利益に合致する。双方は管理協力協定の協議枠組を十分に活用し、協力をさらに拡大、深化、掌握し、両者関係を新たなレベルへと引き上げ、両者間の貿易の健全な発展のために、安定した良好な環境を作り上げるべきだ」と指摘した。
「人民網日本語版」2007年7月24日