中国銀聯(中国の銀行間決済ネットワーク運営会社)の閏強・総裁補佐は24日、中国銀聯は外資銀行が人民元の銀行カードを発行することを歓迎し、中国銀聯はカードの発行について外資銀行と接触を保ち、多くの外資銀行と実質的な協力をしていくと述べた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
閏強総裁補佐によると、外資銀行は中国で人民元のカード発行の経験がないため、中国銀聯は近年、外資銀行に対し、カード発行に関する業務についての情報を提供してきたという。
すでに外資系銀行数社が、まずキャッシュカードを発行し、次いでクレジットカードを発行するとしている。
中国はすでに外資法人銀行に対しカード業務に関する具体的な実施手順を開示している。先日の第2回中米戦略経済対話における合意で、個人向け人民元業務の取扱資格を持つ外資法人銀行は、中国の銀行の業務・技術基準に適した人民元銀行カードを発行することができ、そのカードは中国資本銀行のカードと同様の待遇を受けるようになるとされた。
「人民網日本語版」2007年7月25日