農業部の張玉香ゼネラルエコノミストは25日、同部が開いた記者会見で、農産物の品質・安全強化を目的とする確かな技術的支えとなる、部・省・県の相互連携・相互補完による農産物の品質安全検査・測定システムがほぼ完成したことを明らかにした。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
全国の国家級(部級)品質検査センターは、2006年末時点で323カ所。関連業界は栽培、牧畜、獣医、漁業、農業開墾など各業界におよび、検査プロジェクトは、農業環境、農業投入物(農薬・肥料など)および農業生産品など農業生産全プロセスに関係している。省・県級の農産物検測検査機関は1780カ所。
農業部は効率の高い農産物の品質安全検査・測定システムを作り上げると同時に、農産物品質基準システムの構築も極めて重要視していると張氏は語る。現時点で完成済みの国家基準800数項目、業界基準2380項目、地方基準8000数項目は、国家・業界基準を柱とし、地方基準を組み合わせ、企業基準を補足とする農業基準システムを形成している。
「人民網日本語版」2007年7月26日