商務部機械電気・科学技術産業司の王琴華司長は25日、マクロコントロールと国内外の市場の変化、および産業政策の要求によっては、年内にも加工貿易の禁止品目と制限品目を定めた目録に調整を加える可能性があることを明らかにした。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
王琴華司長は商務部の定例記者会見で、国は加工貿易のモデルチェンジと発展を促進するため、次の措置を取るとした。
(1)加工貿易商品の分類管理を徹底する。今年中に新たな加工貿易の禁止品目と制限品目目録を発表する可能性があり、これら目録の範囲は、今年6月にすでに廃止と減額を公布した輸出関税還付金の商品目録の範囲内とする。
(2)加工貿易企業の認可管理を徹底する。税関は企業の信用度と法規執行状況に基づき、加工貿易企業を分類。さらには環境保護、社会保障などに対する要求も加工貿易企業認可管理の基準に組み込む。
(3)中国における加工貿易の東部、中部、西部のバランスの取れた発展を促進し、労働密集型加工貿易製品を中西部に移動させる。
「人民網日本語版」2007年7月26日