中国科学院とイギリスのBP社はクリーンエネルギーの商業化センターを設置することで合意に達し、覚書の調印式はこのほど上海で行われた。
調印式に出席した中国科学院の江綿恒副院長は「中国は今、全世界で二番目のエネルギー消費大国となっている。そのうち、石炭がエネルギー消費全体の7割を占めている。そのため、クリーンな方法でエネルギーを利用し、特に石炭資源に対するクリーンな利用は持続的な発展にとって、重要な意義がある」と話した。
これに対して、BP社は「クリーンエネルギー技術の推進は、中国の将来の経済発展だけでなく、全世界のエネルギー市場に対しても、大きな影響を及ぼす」と指摘した。
「中国国際放送局 日本語部」より2007年8月6日