北京市民の生活には生花が不可欠になりつつある。「北京市生花市場のニーズ調査」の調査グループが発表した報告によると、同市は中国の生花の物流、取引、情報と科学研究の中心になっているという。2006年の北京市における生花販売額は51億8900万元(前年比36%増)、うち市民による購入が13億6100万元を占め、コウシンバラ、ユリ、カーネーション、チューリップが人気だ。「北京晩報」が伝えた。
花は恋愛、お見舞い、バースデープレゼント、インテリアなどに欠かせないものになっている。調査では、生花は祝日によく売れ、販売総数の4分の1を占めるものの、市民の意識の変化により、日常的に花が売れていることが明らかになった。家庭2千戸余りに対するアンケート調査によると、北京市民の86.1%が花を買うことが好きで、1家庭あたりの年間平均購入額は310元、年間平均購入数は生花が15本、鉢植えは5.5鉢で、うち観葉植物の鉢植えが1.5鉢。
「人民網日本語版」2007年8月6日