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中国の自動車メーカー、エンジン国産化相次ぐ

南京汽車が経営破たんした英MGローバーのブランドを引き継ぎ南京市浦口区に建設した「MG名爵汽車」の工場では、乗用車の商業生産はまだ始まっていないものの、同工場で自社生産されるエンジンに関しては早くも年末までフル受注状態となっている。「北京商報」が伝えた。

同工場は建築面積30万平方メートルで、完成後は年間25万台のエンジン生産を見込む。南京汽車はMGローバーのエンジン生産ラインを購入したが、生産能力は自社需要を大きく上回っており、ブランド購入効果はエンジン生産面で先に表れた形だ。

中国の自動車メーカーがエンジンを自社開発する動きは次第に活発化している。奇瑞汽車はエンジン「ACTECO」の開発に成功したばかり。このほか、華晨汽車が開発した排気量1800cc仕様のエンジン、長城汽車の省エネエンジン「TC智能節油王」、比亜迪(BYD)の「BYD483A」などの自社開発エンジンが相次いで発表された。

また、上汽通用五菱汽車(上海汽車とGMの合弁)のエンジン工場もこのほど操業を開始し、フル稼動状態ならば年30万台以上を生産する。広州ホンダもエンジンの自社生産に関する政府認可を取得し、将来的な完成車生産規模の拡大に向けた準備を整えた。

「人民網日本語版」2007年8月7日  

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