国家食品薬品監督管理局の顔江瑛報道官は8日、定例記者会見で、中国と米国がこのほど食品、薬品の安全問題について協議を行い、高官による定期協議を行うことで合意したことを明らかにした。両国は食品、薬品、医療機器の各分野で、監督管理や情報面での協力を進めていく。「中国新聞網」が伝えた。
両国が合意に達した基本的な協力枠組みには、食品と薬品の監督管理分野で、シンポジウムや研修を通じた技術交流が含まれ、具体的には検査官の交流、医療機器と薬物に関するシンポ開催などがある。また、政策・法規、クレーム事件、商品安全に関する交流を進め、偽造薬品取り締まりでも協力していくことに合意した。
顔報道官は「双方は連絡担当者を決め、薬品・医療機器の監督管理に関する協力覚書の策定に着手した」と述べた。
「人民網日本語版」2007年8月9日