上海・深セン両株式市場の時価総額は、9日午後3時の最終取引を終えた時点で21兆1466億元となり、中国の2006年GDP(21兆87億元)を初めて追い越した。時価総額GDP比の100%超えは、中国の証券市場の大きな発展を示している。
上海総合指数は9日午前、4700ポイントを超え、終値は4754.10まで上がった。深セン成分指数の終値は16680.38ポイント。指数の持続的上昇が、時価総額の拡大を押し上げた面もある。
市場の時価総額がGDP比で100%を超えるのは珍しいことではなく、2005年の数字で米国は130%、日本、韓国、インドなどは100%前後だった。
「人民網日本語版」2007年8月10日