新疆ウイグル自治区で2番目の旅行用支線空港となる喀納斯(カナス)空港が8月15日に開業する。これまでの「長行程の短期間旅行」を強いられてきた旅行客はこの苦境をついに脱出、旅行風景区・新疆喀納斯に直行便でひとっとびが可能となる。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
喀納斯空港は喀納斯湖から50キロ離れた、喀納斯旅行風景区の南端に位置し、2006年5月20日に着工した。2006年夏に開業した烏魯木斉(ウルムチ)とを結ぶ那拉提(ナラテ)空港は、新疆ウイグル自治区初の旅行用支線空港で、喀納斯空港が開業すると、同自治区内の空港は13空港となる。
県市街地から150キロ離れた新疆ウイグル自治区布爾津(ブルチン)県北部の阿爾泰山(アルタイ山)の深山密林に位置する高山湖・喀納斯湖は、湖面が海抜1374メートル、湖面積が44.78平方キロメートル、湖水最深部が約180メートル。ここに湖を中心とした総面積5588平方キロの喀納斯湖自然景観保護区が建設された。
「人民網日本語版」2007年8月13日