中国可再生能源学会(再生可能エネルギー学会)の石定寰理事長は14 日、十数年来の努力により、中国の再生可能エネルギーは単なる補助エネルギーから代替エネルギーへと発展を遂げ、高度成長期に入っていると指摘した。 特に風力発電の容量は昨年1年間の伸びが過去20 年間分に相当する。
2006 年の再生可能エネルギーの年間利用量は石炭換算で2億トン。一次エネルギー消費量に占める割合は前年を 0.5ポイント上回る8 %に達した。
中国では現在、小規模水力発電、風力発電、バイオエネルギー、太陽エネルギー、地熱エネルギーなどの再生可能エネルギーの開発が一斉に進んでいる。風力発電の開発が急ピッチで進んでいるほか、小規模水力発電の伸びも著しい。昨年の発電容量はすでに大規模水力発電所を超えた。太陽エネルギー温水器は 4000万世帯余り、 2億人が利用しており、既に同温水器の世界最大の生産国と使用国になった。
「人民網日本語版」2007 年8月15日