国家質量監督検験検疫総局(国家品質監督検査検疫総局)は20日、品質が不合格となった米国産の心臓ペースメーカーを発表した。該当する272台の製品は既に返送されている。「京華時報」が伝えた。
同局によると、4月末に上海出入境検験検疫局は米国・セント・ジュード・メディカル社の心臓ペースメーカー合計272台、総額23万6294ドルの検査申請を受理した。検査の際に同ペースメーカーのパルスの計測パラメータと出荷時のパラメータが合わず、また中国の技術標準にも適合しないことが明らかになった。
人身の生命や健康に直接関連する輸入の米国医療機器が品質安全面で不合格となったことに対応して、同局は各地の検査部門に対して一層の措置をとり、輸入製品に対する検査・監督を強化するよう要求している。
「人民網日本語版」2007年8月21日