32歳の主婦・大日さんは、「中国産の品質に関する各報道を目にすると、子供のことを考えて、少し高くても出来るだけ日本産のものを買うようにしています。最近は中国産と表記された食品がとても多くて、節約のためにも、安い中国産の食品を買うことがあります。食品だけでなく、衣服や玩具など家中にたくさんの中国製のものがあります。中国産のものがすべて悪い、とは思っていませんが、やはり少し不安を感じています」と語っている。
55歳の主婦・佐藤さんは、「中国産の表示のある製品はぜんぜん売れないから、中国産の表示の上に日本産のシールを貼ったりするのではないかとずっと心配していましたが、この心配が現実になるとは思っていませんでした。
中国産の製品が日本産として売られていれば、一般消費者は分からないでしょう。これは元を言えば日本の食品自給率が低いことが問題で、輸入食品に頼らざるを得ない状況にあるからでしょう。日本食品の自給率は40%、ドイツは90%にもおよぶのですから。」と語っている。
「人民網日本語版」2007年8月21日