中国、ロシア、韓国、日本の共同開発による、陸海連絡運輸定期航路が年内に開通する予定だ。これは世界初の中国、ロシア、韓国、日本をつなぐ国際海運路線となる。「中国新聞網」が報じた。
吉林省琿春市政府の関係者が21日に明らかにしたところによると、新航路は全長およそ800海里、琿春市からロシアのザルビノ港、韓国の束草(ソクチョ)を通って日本の新潟に達する。
協議に基づき、中、露、韓、日の4者の出資によって会社を設立し、航路を共同で管理、運営していく。中国側と日本側で海運商品の仕入先の確保を担当し、ロシア側は同航路のロシア領内における通関、貯蔵、積み下ろし、中継の手続きを、韓国側は船舶運航の調整、具体的な運輸業務をそれぞれ担当する。
「人民網日本語版」2007年8月22日