中国では、西部大開発戦略が実施されてから、西部地区のインフラ建設に投入された資金は1兆元余りを超えた。
インフラ施設が整っていないことが、中国の西部地区の発展を阻害するネックの一つである。2000年に中国の西部大開発戦略が実施されてから、交通や水利、エネルギー、通信など90件余りにのぼる重要なインフラ建設プロジェクトが実施された。これらのインフラ施設の建設によって、西部地区の99%の地域は電気を使えるようになり、数千万人の飲用水の問題が解決され、交通が不便だったという状況も明らかに改善された。
統計によると、去年、中国西部地区の12の省、市、自治区のGDPや地方財政収入などは引き続き速い成長率を示したという。
「中国国際放送局 日本語部」より2007/08/26