米国は4日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)ビジネス・トラベル・カード(ABTC)に加入し、APEC加盟国21カ国中、18番目の加入国となった。オーストラリア移民・他文化問題省のアンドリューズ大臣が明らかにした。
アンドリューズ大臣は米国の決定に対し歓迎の意を示すとともに、米国がABTCの過渡期メンバーになることは、豪米間のビジネス往来強化にプラスになるものとして賛辞を送った。
ABTC所持者は、有効期限内のパスポートとABTCがあれば3年間ビザなしで加入国に入国でき、加入国間を自由に往来できる。また加入国の主要空港での出入国手続きに際して、ABTC専用窓口を利用して手続きを迅速に行うことができる。
中国は2001年12日に加入を宣言し、03年11月に正式に加入した。
「人民網日本語版」2007年9月5日