特集:中国製品の品質と安全性
ニュージーランド小売業協会は3日に出した声明の中で、中国産アパレル製品を国際的に通用する方法で検査したところ、ホルムアルデヒド含有量は国際安全基準をクリアしたことを明らかにした。また同国の国営テレビ3チャンネルによる、中国アパレル製品のホルムアルデヒド含有量が基準を上回ったとする報道について、検査方法に欠陥があったとの見方を示した。国家質量監督検験検疫総局が6日明らかにした。
同協会によると、同国メディアはさきに「中国産のウール生地や綿製品をサンプル検査したところ、ホルムアルデヒド含有量が世界保健機関(WHO)の基準を大きく上回り、人体に有害であることがわかった」と伝えた。これを受けて同協会が無作為に抽出したアパレル製品をニュージーランド農業研究所、上海SGS繊維製品検査センター、香港のインターテクテスティングサービス(ITS)に送って独自に調べたところ、いずれもホルムアルデヒド含有量は国際安全基準をクリアした。
「人民網日本語版」2007年9月7日