尹成傑・農業部副部長は国務院新聞弁公室の記者会見で13日、「農民の増収ルートの開拓がたゆまず進み、今年上半期の農民1人当たりの現金収入は昨年同期比13.3%増の2111元に達した。これは1995年以降最大の伸び幅だ。農民の生活水準も顕著に改善され、エンゲル係数は02年の46.25%から、06年には43.02%にまで下がった」と述べた。
尹副部長によると、06年の農民1人当たりの純収入は3587元。実質7.4%増で、1985年以来初めて3年連続で伸び率6%を超えた。農民の増収には(1)主要収入源は今も家庭経営で、1人当たり純収入は1931元に達し、全体の53.8%を占めている(2)賃金収入が引き続き増収の中心で1375元。賃金収入の増加は、1人当たり純収入の増加全体の60%を占めている(3)移動性収入と財産性収入の伸びが比較的目立つ――の3大特徴がある。
出稼ぎ労働者は昨年同期比8.1%(860万人余り)の増加を示した。
「人民網日本語版」2007年9月14日