特集:中国製品の品質と安全性
広州市消費者委員会は13日、今年10月1日から「国家玩具技術安全規範」を施行すると発表した。同規範は、さまざまな年齢段階に基づき、児童用玩具の安全性を厳しく追求したものとなっている。「信息時報」が伝えた。
同規範は国の強制基準であり、玩具の安全性に対し厳格な要求を打ち出している。適用範囲は対象年齢14歳以下の子供用玩具で、メーカーに対して年齢による区分を行い、製品上に対象年齢に関する警告図・マークを添付するよう要請する。保護者が子供の年齢に応じた興味や玩具の安全性に基づき、製品を選択しやすくなるよう助けるのが狙いだ。
対象年齢3歳以下の玩具では特に、安全性に関して厳しい要求を打ち出している。たとえば誤飲を防ぐため、一定のサイズ(人の口ほどの大きさ)より小さくて取れやすい、または折れやすい部品があってはならないと規定する。また対象年齢8歳以上の玩具には、その旨を明記したマークを製品上に添付することを義務づけている。
「人民網日本語版」2007年9月14日