全国政治協商会議(全国政協)の賈慶林主席は14日、東京で日本経済団体連合会が主催した歓迎パーティーに出席した。
賈慶林主席は「日本の経済界は長期にわたって積極的に両国の経済、貿易協力促進に尽力しており、中日関係安定に重要な役割を担ってきた」と評した。
賈慶林主席はまた、「中日国交正常化35周年来、両国の経済貿易関係は大きく発展した。中国は日本にとって最大の貿易相手国となり、成長率の最も大きい輸出市場となった。日本は中国の3番目に大きい貿易相手国となり、最大の外資の投資元となった。中日経済協力はすでに全面的、高レベル、広い領域にわたる発展構造を確立した。中日両国の日増しに緊密になる経済協力は、両国と両国の人民に実際的な利益をもたらし、地域および世界の経済発展を推進している」と述べた。
賈慶林主席は続けて「両国の経済貿易協力は多くの重要な発展の機会に直面している。中日関係の改善と発展の勢いは日増しに強くなり、両国の経済貿易協力により良い政治的環境をもたらしている。中日両国は全面的に戦略的互恵関係を構築し、エネルギー開発、環境保護、金融、ハイテク技術などの重点分野における協力体制を整えることで、中日経済貿易協力の更なる発展に適格な方向付けをすることができる。中日のハイレベルな経済対話システムはすでに始動しており、両国の経済貿易協力にさらに高次元な相互理解を提供している。中国の持続的で速い発展が両国の経済貿易協力にさらなるおおきな空間をもたらすことになるだろう」と述べ、「中国は引き続き改革開放を推進し、外資の利用を推し進め、知的財産権保護を強化し、投資の環境をたゆまず改善しつづけることで、市場の規模は拡大していくだろう。中日双方がチャンスを生かし、利点を発揮し、潜在力を掘り出して行けば、中日経済貿易協力をさらに高い水準におしあげることができるだろう」と強調した。
「人民網日本語版」2007年9月15日