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深セン、 曲がり角に立つ中国の最初の「特区」(写真)

 

深センの8月の新築分譲マンション販売価格は前年同期比17.6%上昇し、全国70の大中都市で2位

深センの8月の新築分譲マンション販売価格は前年同期比17.6%上昇し、全国70の大中都市で2位

 

深セン市は中国の改革開放政策における成功のモデルであり、すでに30年近くハイスピードで発展を続けてきたが、最近では歩幅を緩め、上海、天津、広州などの都市から挑戦されている。

 深センの発展のスピードダウンの原因となったのは、まず数多くの都市がそれぞれの特徴をいかしてフレキシブルに発展し、「改革試験区」であった深センの、優先的に発展してきた優位性がなくなったことである。続いて、「東北振興」「西部大開発」などの戦略のもとに、国の優遇政策が内陸部に傾き、経済特区としての深センの優越感は次第に薄れていった。そのうえ、都市の中産階層がベンチャービジネスの成果を享受しはじめたことで、進取の精神も減退していった。

 投資者たちの目が他へ向き、ベンチャーエリートたちが流出しはじめたとき、深センの将来はいったいどうなるのか。深センも他の都市と同じように、「特権」に依存しすぎず、健全なベンチャービジネスとサービス施設で沿海地区の交通の便の良さを活用し、他よりも際立つ投資環境をつくり出すべきであると主張する人もいる。また、深センはさらに一歩、医療、教育、安全など都市としての社会保障システムの整備を進め、深セン市民や地方から働きに来ている人々が平等に福祉や待遇を享受することができるようにして、人材を引きつけ、引き止める必要があるという意見もある。しかし、深センの未来を本当に左右するのは、やはり当初この街を育んだ開拓精神であるはずだと、多くの人は信じている。

 「人民中国」より2007年9月19日

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