特集:中国製品の品質と安全性
最近、中国製玩具が米国で相次いで大規模なリコールとなったことは、中国の玩具製品の品質や安全面の問題が際立つものであることを示している。
9月18日、揚州市検査検疫局は輸出玩具品質安全特別整頓会議を開き、当面の玩具の輸出における国際的および国内における問題について通達し、揚州市における輸出玩具品質安全特別整頓活動について、具体的な手配を行った。
揚州市検査検疫局によると、同市の142の玩具輸出企業の中で、すでに14の企業が品質問題で輸出許可証が取り消された。
中国のモヘア玩具の街として、揚州市の玩具輸出の国内における地位は非常に重要である。玩具メーカーの玩具輸出許可証の取得情況について全面的な整理を行い、玩具メーカーの類別に応じた管理を強化し、玩具メーカーの品質・安全意識を強め、効果的な玩具の品質検査・管理メカニズムを構築することが今回の特別整頓の重点となっている。
今回の特別整頓ではまた、玩具生産に使用されている原材料への検査・監督の度合いを強め、玩具生産過程で使われているペンキ、インクなど品質問題になりがちな原料について、合格供給業者登録制度を実施する。
会議で、130近くの玩具メーカーの責任者が『輸出玩具品質安全承諾書』にサインし、揚州市の輸出玩具の品質面のレベルアップ、中国の輸出玩具のイメージ向上、国際市場の維持・拡大に努めることを承諾した。
なお、揚州市の輸出玩具品質安全特別整頓活動の期間は9月から年末までとなっている。
「チャイナネット」2007年9月20日