「2007年世界太陽エネルギー大会」が18日、北京で開幕した。初回開催から約20年経った世界太陽エネルギー大会が中国で開催されるのは今回が初めて。アジア地域で開かれるのも約10年ぶり。
中国資源総合利用協会再生可能エネルギー専門委員会、欧州太陽光発電産業協会(EPIA)、世界自然基金会(WWF)が「中国太陽光発電発展報告」を共同で発表した。同報告では、太陽エネルギー発電は、2030年頃までに価格面で一般的な発電に対する競争力を備え、次第にエネルギー利用方式の主流になると予測されている。また、中国の太陽エネルギー発電は巨大な発展潜在力を持ち、2030年までに、太陽エネルギー利用による発電出力は1億キロワット、年間発電量は1300億キロワット時に達し、これは30あまりの石炭を燃料とする大型火力発電所に相当する。
中国は太陽エネルギーを利用した太陽電池の世界三大生産国のひとつとなっているが、太陽電池関連製品の90%は国外に輸出されている。
「人民網日本語版」2007年9月20日