中国とブラジルが共同で開発した地球資源探査衛星「資源1号」の3番機が9月19日午前11時26分、太原衛星発射センターから「長征四号乙」キャリアロケットによって打ち上げられた。
「資源一号」は中国空間技術研究院とブラジルの宇宙研究機関が共同で開発した。
「資源1号」の3番機は重量1452キロ、全地球を対象とした地球資源探査衛星で設計寿命は2年となっている。衛星にはマルチスペクトルCCDカメラ、ハイレゾカメラなどのカメラ器機や、宇宙環境観測システムおよびデータ収集伝達システム等が設置されており、中国とブラジル、およびその他受信能力のある国と地域に向けて画像をリアルタイムで送信し、農作物の生産状況、環境保護に関する観測、都市計画、国土資源開発など多用途に用いられる。
「資源1号」の1番機と2番機はそれぞれ1999年10月14日と2003年10月21日に打ち上げられている。
「人民網日本語版」2007年9月19日