中国紡績品輸出入商会の王宇・副会長兼秘書長は24日、インド中央絹織物局が訴訟を取り下げたことを確認した。両国間の最大額の反ダンピング案件がついに幕を下ろした。「京華時報」が伝えた。
インドは05年5月に中国製絹織物に対する反ダンピング調査を実施。インド商工省反ダンピング総局が06年11月に発表した最終裁定は、中国製絹製品に設定する最低価格を仮裁定比で約30%引き下げた。インド中央絹織物局はこれを不服とし、中国紡績品輸出入商会、中国企業約30社、および最終裁定を行ったインド財務省とインド商工省を合わせて、インドの裁判所に提訴した。
王副会長は、訴訟取り下げの理由は不明で、現在調査中としている。
「人民網日本語版」2007年9月25日