2008年3月に完成が予定されている北京五輪メインスタジアム「鳥の巣」は、各ビジネス誘致により、その収益はすでに1億元を超えた。国家体育場有限責任公司の張恒利副総経理が24日、記者会見で公開した。「新京報」が伝えた。
張恒利副総経理によると、今までのところ、「鳥の巣」はビジネス誘致やスポンサー獲得で好業績を収めている。シートは中国石油化工集団による提供、照明や音響設備も企業による提供があった。また、オリンピック閉幕後の運営権の一部を事前販売することで、「鳥の巣」を建設する上での必要資金が補えている。収益はすでに1億元以上になっている。
また、「鳥の巣」の余剰鉄鋼材を使ってバッジを作成し、市民に販売している。以前にも、900元台から4千元台のサイズ違いの「鳥の巣」模型を限定販売した。うち、大、中サイズ模型の製品マークも「鳥の巣」の余剰鉄鋼材で作ったもの。張恒利副総経理は、「オリンピック閉幕後の鳥の巣での初コンサートも商談が進んでいる。北京にある有名企業がコンサートの全業務を請け負う予定であり、海外からの楽団がそのコンサートに参加する可能性も高い」と述べている。
「人民網日本語版」2007年9月25日