北京の流通業における製品品質・食品安全に関する特別整備活動が26日、全面的にスタートした。市工商局によると、北京は製品品質に対する危険予測分析・安全評価システムを徐々に構築していく計画という。今年末までに、郷・鎮、街道、団地の食品雑貨店は全て、食品仕入台帳制度を立ち上げ、無免許で経営している食品雑貨店や小型露店の一掃に尽力する方針。「新京報」が伝えた。
市工商局担当者によると、北京は製品品質専門家委員会を設立、重点製品の安全状況、基準適用、製品監測結果、告発クレーム関連データ、製品品質安全関連突発事件に対する分析評価を行うという。製品品質に対する危険予測分析・安全評価指数を徐々に確立し、監督管理の重点項目の決定、予測警告情報の発表、コントロール措置の採用を目的とした技術面でのサポートを提供する。
また、食品や建築材料などを重点とした統一品質基準による許可制度を実施し、製品のトレースを行う。不合格製品の生産、販売を繰り返す経営者を警告システムに組み入れ、各企業が「中国製品品質電子監督管理番号」を採用するよう指導する。
「人民網日本語版」2007年9月27日