中国海洋石油総公司の広報部は24日、「3~4年後には、中国製の海底油田掘削船は北極以外の世界中の深海での作業をする能力を有する」と述べた。「市場報」が伝えた。
中国海洋石油有限公司は7月末に江蘇熔盛重工集団有限公司と海底パイプ起重機船の建造プロジェクトの調印を交わしている。これは、中国の海洋石油の深海開発の実質的な開始を示す。中国海洋石油有限公司はすでに、深海底調査は将来的な発展方向の一つだと明確に打ち出している。今後数年間で100億元以上を投資し、深海底ボーリング船など一連の深海底大型設備を製造するほか、深海底実験室と深部作業船チームを構築する。今回建造予定の海底パイプ起重機船は、主に深海底のガス田のパイプ敷設および海上施設の運搬作業に用いられ、作業可能な水深は3千メートル、海上での最大クレーン能力は4千トンにおよぶ。
「人民網日本語版」2007年9月27日