国家発展改革委員会の張暁強・副主任は27日、国務院新聞弁公室の記者会見で、「十六大(中国共産党第十六回全国代表大会)」から5年経ち、中国ハイテク産業は急成長段階に入り、全国のハイテク製造業規模、輸出総額ともに世界第2位に躍進したことを明らかにした。
中国ハイテク産業の2006年総収入は5兆3千億元、このうちハイテク製造業の売上高は2002年比1.64%増の4兆2千億元に達した。同年のハイテク製品輸出は、2002年の4倍以上に当たる2815億ドルと、輸出総額の29%を占めた。ハイテク産業総収入は今年、6兆3千億元を上回る見通し。
張副主任によると、中国は今後、「産業集積、規模拡大、国際協力の拡大」を目指し、加工組立中心から自主研究開発製造に向けたハイテク産業のモデル転換を引き続き推進し、ハイテク産業大国からハイテク産業強国へと邁進していく方針という。
「人民網日本語版」2007年9月28日