中国のエネルギー削減・汚染物質排出抑制計画は、国内外の企業に大きなビジネスチャンスをもたらすことになる。
これは、28日北京で閉幕した第二回中日省エネルギー・環境保護総合フォーラムで明らかになったもの。それによると、今後5年間、世界で行われる省エネ・環境保護の関連プロジェクトのうち、中国が発注するものは全体の3割に及び、その規模は3000億ドルに達する見込みだという。
中国は省エネと環境にやさしい社会作りを推し進めており、社会の発展方式を変える重要な措置として省エネと汚染物排出削減に力を入れている。
専門家は、「中国の省エネ・汚染物排出削減の市場は非常に大きい。関連の計画を実行するため、数多くの関連技術を導入し、設備を購入する必要がある。そのため、海外から先進的な技術と設備を導入することも考えられる。たとえば、建築物の省エネだけでも、中国は2000億ドル以上の投資を行う見込みだ」と分析している。
「中国国際放送局 日本語部」より2007年9月30日