株式市場が国慶節(建国記念日)連休にともなって休みに入ったため、多くの投資家が金商品への投資に関心を寄せている。各売り場ではさまざまな販売促進活動が展開されているが、貴金属店の金価格が上昇気味だ。「新聞晨報」が伝えた。
上海市南京路にある貴金属店の1日の様子をみると、ダイヤモンドなど金以外の商品の販売促進に力が注がれており、金製のアクセサリーや動物の置物などは価格が据え置かれ、金の加工費は割引されていたが、ゴールドバーの価格はやや上昇していた。貴金属店・中国黄金上海店の従業員によると、9月には投資用のゴールドバーが爆発的に売れ、1カ月で約120キロを売り上げた。平均価格は1グラム当たり178元。ある専門家は、国内株式市場の高騰傾向により、投資リスクが増大する中、金商品の購入が一種の投資的消費になっていると指摘する。ある機関は、年内に国際金価格は1オンス当たり800ドルに値上がりすると予測する。
「人民網日本語版」2007年10月2日