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中国、石炭の石油代替技術に大きな進展

中国科学院(科学アカデミー)によると、同院大連化学物理研究所と神華集団は国慶節(建国記念日)に先立ち、大型の化学品生産ラインを内蒙古自治区包頭市に建設することで合意し、合意文書に調印した。同ラインでは年間180万トンのメチルアルコール加工や60万トンのアルケン生産を行う予定。これより一月ほど前には、新ラインで用いられるのと同様の技術を利用した、陝西省楡林市における年間20万トン規模の石炭ベースのアルケン生産工業化モデルプロジェクトがスタートしており、これにより独自の知的財産権を備えた「ジメチルエーテル・メタノールによるオレフィンの生産」(DMTO)技術が工業化の段階に入ったことになる。

早くも1980年代に、同研究所は石油に代わるエネルギーとしての石炭の重要な意義に注目し、DTMO課題チームを立ち上げた。研究を重ねるうちに、独自の知的財産権を備えた一連の特許と技術を獲得し、2004年には陝西省の支援を受けて、陝西新興煤(石炭)化工科技発展公司、大連化学物理研究所、洛陽石油化学工程公司がともに協力して、年間1万6700トン規模のメチルアルコール加工の工業化モデル装置プロジェクトの建設を開始。06年2月にはすべてのテストに合格し、試運転に成功している。

専門家の予測では、2010年の中国のエチレン不足量は引き続き1千万トンを超える見込み。石炭を原料としたメチルアルコールによるエチレン、プロピレン生産を行えば、生産量100万トンごとにナフサの消費量を数百万トン減らすことができる。

「人民網日本語版」2007年10月9日

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