中国石油天然気集団公司(中石油)傘下の中国石油塔里木(タリム)油田分公司はこのほど、新疆ウイグル自治区拝城県の大北三井構造区での探査活動の結果、日産28万6千立方メートルの生産が可能とみられる大型の天然ガス田を発見した。これにより同構造区の天然ガス資源埋蔵量は1300億立方メートルに達した。「中国新聞網」が伝えた。
これまでに同県では克拉二ガス田で約2500億立方メートルの天然ガス資源が確認されており、庫車(クチャ)県の迪那二ガス田でも約1700億立方メートルの天然ガス資源が確認されている。大北三井構造区は同自治区で3番目の埋蔵量を誇る大型天然ガス田になる。
中石油塔里木油田分公司の関係者によると、今回発見された天然ガス資源は克拉二ガス田や迪那二ガス田の埋蔵資源とともに、「西気東輸」プロジェクト(西部の天然ガスを東部に輸送するプロジェクト)に十分なガス資源を保障するものとなる。
「人民網日本語版」2007年10月10日