世界銀行がこのほど発表したデータによると、2003~05年、世界の国内総生産(GDP)成長率に対する中国の経済成長の貢献率は13.8%に達し、米国の29.8%に次いで世界2位だった。国家統計局が11日発表した報告で明らかになった。
同時に、中国の対外貿易拡大が世界各国に多くの利益をもたらした。03~06年は輸出の伸びが迅速で、輸出額は03年が4382億ドル、04年が5933億ドル、05年が7619億ドル、06年が9689億ドルに上り、年平均増加率は31.4%に達した。低価格・高品質の中国製品が世界各地に輸出され、輸出先国の国民の実質的な所得水準を引き上げるとともに、消費の伸びを促した。
中国は輸出拡大と同時に市場開放を積極的に進め、輸入拡大に努めている。輸入額は03年が4128億ドル、04年が5612億ドル、05年が6599億ドル、06年が7915億ドルで、年平均増加率は28.3%だった。輸入規模が急速に拡大し、輸入元国に広大な市場を提供し、雇用機会をもたらした。
「人民網日本語版」2007年10月12日